眼精疲労
●眼精疲労とは?
眼は、加齢とともに焦点を合わせる調節力が低下します。特に遠視の人、メガネやコンタクトの過矯正の人、老眼の人は近くのものを見るためにピントを合わせるために苦労しがちです。
ピント合わせを行っているのが、レンズの役割をする水晶体の厚みを調節する「毛様体筋」という筋肉です。長時間眼を酷使する作業によって、毛様体筋の疲労が蓄積すると眼精疲労を発症します。
●原因
・眼を長時間酷使する
・近視、乱視、老眼や緑内障、白内障などの疾患
●症状
目の疲れ、ドライアイ、視力低下、目の充血、目の痛み・奥の痛み、肩こり、頭痛、まぶたの痙攣、かすみ、吐き気、食欲不振
●治療法
鍼灸やマッサージで首肩の筋肉を緩ませ、血流を改善します。
自律神経バランスを整えることも、眼精疲労には有効です。
●セルフケア
パソコン、携帯機器などの光刺激により目が疲労してしまいます。 目の上に蒸しタオルを10分間置くだけでも血流が改善され楽になります。
●おすすめのツボ
・天柱 (てんちゅう)・・・親指を首筋と脊椎の間に沿うよう後頭部に向かって押し上げる。髪の生えぎわ辺り。 眼精疲労、頭痛、顔のむくみ

・合谷 (ごうこく)・・・手の甲側、親指と人さし指の骨の分かれ目のやや人さし指側 眼精疲労、肩こり、手のしびれ、ストレス

・労宮 (ろうきゅう)・・・こぶしを握った時、中指と薬指の先端の間。 眼精疲労、精神的ストレス、不眠
