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頻尿

●頻尿とは?

 

頻尿は1日8回以上の排尿と決められており、何度もトイレに行きたくなる症状があれば頻尿と考えられています。通常、日中に5回、夜間に0〜1回が平均的です。

頻尿は排尿量が少ないことが多く、それにもかかわらず何度もトイレに行きたくなる場合は頻尿といえます。

 

 

●症状・原因

 

原因の疾患は主に、過活動膀胱、前立腺肥大症です。

 

過活動膀胱は、膀胱に尿が少し溜まっただけで尿を排出しなければならないという反射が起こり、膀胱が収縮してしまう状態をいいます。

高齢になればなるほど有病率が高く、原因の多くが加齢によるものです。また、過活動膀胱の特徴として、頻尿の他に下の2つの症状があります。

 

・尿意切迫感

急に尿意を催し、強くトイレに行きたく感じる。

 

・切迫性尿失禁

尿意を我慢しきれず、トイレに入る前に尿がでてしまう。

 

頻尿だけでなく、このような症状がみられれば過活動膀胱が疑われます。ただし、膀胱炎や膀胱癌でも同じような症状があります。

 

前立腺肥大症とは、性ホルモンが強い高齢男性に多い病気です。

症状として残尿感、夜間頻尿、尿線途絶があります。

もしかしたら病気かもしれないと疑い始める初期では、残尿感が少なく、排尿の勢いも通常のままです。

それが次第に、尿がなかなかでない状態へと変わっていき、最終的には尿閉状態になります。そうなると腎臓や尿管への悪影響がでたり、尿路感染症にかかりやすくなります。

 

 

●東洋医学

 

東洋医学では、腎の機能が低下することにより、頻尿の症状が現れるとされています。 

頻尿は、水滞、水毒によって生じます。

 

水滞とは体液の分布がアンバランスで滞っている状態。 

水毒とは体内のあちこちに溜まった余分な水分がよどみ、毒のようになり不調を引き起こしている状態。 

 

水毒・水滞の原因は、腎虚によるものとされています。 

腎とは、腎臓とは異なるものであり、身体のバランスをつかさどる機能という意味になります。 
腎虚は、身体のバランスが崩した状態であり、 水毒・水滞が生じます。 

 

つまり、頻尿は、体調・体質のバランスが崩れ、下半身に位置する臓器の機能が低下し、気や血液の巡りが悪くなり、免疫が低下して身体に異常を生じ、尿や汗で排泄されるべき水分が出せない状態にあるという考え方す。

 

 

●治療法

 

頻尿症状には鍼灸治療がおすすめです。

頻尿は、WHO(世界保健機関)に鍼灸適応症の一つとして公式に認められています。 

鍼灸治療で腎機能を高め、頻尿の原因を根底から治療していくことができます。

内臓環境、自律神経を整え、免疫力を高める効果が期待できます。 

当サロンでは、薬で良くならなかった症状が改善した患者様もいらっしゃいます。

 

 

●セルフケア


膀胱訓練の方法
1.軽い尿意を感じた際、尿道と肛門に力を入れて尿を我慢します。

2.なるべく尿のことを考えず、深呼吸をして尿意を紛らわせるようにしましょう。

3.最初は5分、次は10分と少しずつ、尿を我慢する時間を長くしていきます。

この訓練は神経的な要因で頻尿が起こりやすい方に向いています。逆に、病的な要因で頻尿が起こっている場合は、尿を我慢することで悪化するケースもあるので、行う前に医師に確認をとりましょう。

 

 

●おすすめのツボ

 

・夜尿点 (やにょうてん)・・・手のひら側で小指の第一関節の中央辺りにある。
頻尿、尿漏れ

 


・湧泉 (ゆうせん)・・・土踏まずの少し上あたり、足指を曲げてへこむところ。
頻尿、疲労、むくみ

 

・三陰交 (さんいんこう)・・・内くるぶしから指4本分上のくぼみ。
冷え、むくみ

 

 

 

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