突発性難聴
●突発性難聴とは?
突発性難聴とは、ある日突然に片耳がきこえなくなる感音性難聴のうち、原因不明のものをいいます。

●原因
突発性難聴の原因は不明と言われていますが、発症前から耳周辺の血流が極端に悪化していたと考えられています。
耳周辺の組織や細胞に必要な酸素や栄養素が届かないと、全体もしくは一部が仮死状態になります。一時的な血行不良であれば、血行の回復で聴力は元通りになります。
突発性難聴になってしまう方には共通点があり、頸部の緊張が強い事です。頸部の緊張は顎関節にも影響を及ぼしているので、顎関節に違和感を感じていた人が突発性難聴になるケースもあります。
●治療法
早期の突発性難聴は、鍼灸治療の効果が大いに期待できます。
突発性難聴は、全身の血流に問題があるわけではなく、聴力に関わる部分だけが血流が阻害され、治療の考え方としては、血流の悪い部分に効果を集中させることです。
鍼灸治療では、ツボを使うことで耳の奥を含む周辺の血流を集中的に改善させることができます。