痛みは現場ではなく、会議室で起こっている!?
鍼で体の"痛み"がなくなる理由を
ご存知でしょうか?
鍼で痛みがなくなる現象。
実は…
>>>自分で治しているのです!<<<
「どういうこと?」と思いますよね?
体はとっても頭がいいのです!
★そもそも"痛み"はどうして起こるの?
痛みを感じるのは肩や腰などの部位だと思いがちですが
実際は脳で"痛い"ということを感知しています。
実際の部位からでている痛み物質を
脳が感じている状態です。
事件は「会議室ではなく、現場で起こっています。」が
「痛みは現場(部位)ではなく、会議室(脳)で起こっています。」ね。
感じる・感じないのことについてですが…。
★”痛み物質”とは……?
痛みを引き起こすのは、
発痛物質と呼ばれるブラジキニン、プロスタグランジンと呼ばれるものなどです。
他にもありますが、発痛物質の中に
血液中から出ているものがあります。
それは
>>>酸素が足りなくなると出てきます<<<
★"痛み"を無くすには……?
当然、痛み物質を"出さない"と
痛みは感じなくなります。
痛い部位から発痛物質が出てしまう原因はいろいろあるのですが
ひとつだけ紹介します。
血液中から出てくる発痛物質は
酸素がたっぷり供給されていれば出てきません。
鍼で体に刺激を与えることによって
そこに血液が集まってきます。
酸素は血液によって運ばれるので
循環が良くなるとだんだんと痛みは感じなくなっていきます。
「現場」での事件は落ち着くので
「会議室」も大丈夫ですね!!
外からの刺激は、私たち鍼灸師が与えますが
体の中で起こっている反応は
ご自身が感じている刺激によっての反応です!
「鍼を受けて、自分で治す」
の意味を少しでもご理解いただけたら嬉しいです(*^^*)