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多発性硬化症

●多発性硬化症とは?

 

多発性硬化症とは、眼、脳、脊髄にあるミエリンとその下の神経線維が傷ついたり壊れたりする病気です。
多発性硬化症は中枢性脱髄疾患の一つで、脳、脊髄、視神経などに病変が起こり、多彩な神経症状が再発と寛解を繰り返す疾患です。


脳や脊髄の神経細胞には、軸索と呼ばれる突起があり、この突起が他の神経細胞につながり、細胞と細胞の間で情報の伝達を行っています。軸索には髄鞘が包んでおり、髄鞘は、突起を保護し、電気的な情報の伝達をスムーズに行うような働きをしています。この髄鞘が、炎症により壊されることを脱髄と言います。脱髄が生じると、神経細胞の情報伝達がうまくいかず、麻痺や痺れをきたします。
多発性硬化症は、脳や脊髄などの中枢神経に脱髄をきたす疾患ですが、炎症による脱髄が生じる詳しいメカニズムはまだ分っていませんが、免疫の異常が考えられます。


多発性硬化症は、神経の脱髄現象によって多くの瘢痕(硬化)が生じることに由来します。米国では、およそ40万人が多発性硬化症を発症し、その大半が若い成人です。20~40歳の間に多発性硬化症発症することが最も多く、男性よりも女性に多い病気です。

 

多発性硬化症のほとんどに、寛解があります。この寛解は、再発と交互に現れますが、時間とともに徐々に悪化していきます。

 

多発性硬化症のはっきりした原因はまだ分かっていませんが、自己免疫説が有力です。

多発性硬化症の場合、免疫系が自分の脳や脊髄を攻撃するようになります。

髄鞘が傷害され、脱髄が起こり、麻痺などの神経症状が出ます。自己免疫が起こるのかは遺伝的になりやすさを決定する因子が関与しています。

 

また環境因子とくにウイルスなどの感染因子が関与しています。 

免疫細胞がウイルスなど病原体を排除する時に間違えて自分の脳、脊髄を攻撃してしまいます。

 

 

●原因

 

多発性硬化症の原因はいろいろ素因が関係していると考えられています。

遺伝、感染、自己免疫、環境などがあります。

 

遺伝も何らかの役割を担っていると考えられます。米国では多発性硬化症の患者の約5%は、兄弟姉妹にも同じ病気があり、約15%が近い親族に多発性硬化症の人がいます。


環境も多発性硬化症に関係していると考えられます。生まれてから15歳まで住んでいた地域が発症しやすさにかかわっています。

多発性硬化症は温帯地域で成長した人の2000人に1人に起こりますが、熱帯地域で育った人には1万人に1人しか起こりません。

 

また、赤道直下の地域で成長した人にはほとんど発生しません。

しかし、16歳以降に住んだ地域の気候は発病の可能性に関係ありません。

 

 

●症状

 

・感覚異常

しびれ、刺すような感覚、痛み、焼けつくような感覚、かゆみなど。

 

・視力障害

 視神経萎縮、複視、片方の眼の部分的失明と痛み、眼のかすみやぼやけ、中心視力の消失。

 

・運動障害

運動麻痺、失調症、脱力とぎこちなさ、歩行やバランスの維持が困難、硬直、不安定、疲労感、深部反射亢進、企図振戦、眼筋麻痺、振戦、眼球の協調運動障害 、括約筋障害(排尿と排便のコントロール)、嚥下困難。

 

・精神障害

気分の変動、病的な高揚感や眼がくらむ感じ、うつ状態 、情動を抑制できない。

 

多発性硬化症の症状はどの神経線維に脱髄が起きているかによって違ってきます。

 

症状が不安定なのは、髄鞘の損傷、修復、再度の損傷が繰り返されるためです。

 

 

●検査
 

・髄液検査
髄液のγグロブリンは増加し、とくにIgGの総蛋白量に対する比率が高値を示す。

MRI
90%以上に異常が見られます。

頭部MRIで特に脳室周囲に病変が発見されることが多いです。

 

・眼底検査
検眼鏡で網膜を調べると、視神経の炎症と蒼白な所見が得られます。

 

・血液検査
多発性硬化症を同様の症状を起こす他の病気と区別するのに役立ちます。

たとえば、エイズ、筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリッグ病)、動脈炎、頸部の関節炎、ギラン‐バレー症候群、遺伝性運動失調、ループス、ライム病、椎間板の破裂、梅毒、脊髄の嚢胞(脊髄空洞症)などです。

 

<診断基準>

・中枢神経内の2つ以上の病巣に由来する症状がある。

・症状の寛解や再発がある。

・他の疾患による神経症状を鑑別しうる。

上記3つをすべて満足するものは多発性硬化症の診断確実です。
 

多発性硬化症の症状が不安定で、再発と寛解のパターンがみられれば診断の根拠になります。
若い人に突然、眼のかすみ、複視、動作困難、感覚異常などの症状が体のあちこちに現れたとき、多発性硬化症が疑われます。

 

 

●予後

 

多発性硬化症の症状は再発と寛解を繰り返すことが特徴ですが、再発と寛解を繰り返しながらも徐々に寛解時の状態が悪化していくことが多いです。

 

 

●西洋医学的治療

 

・多発性硬化症の急性期の治療

・メチルプレドニゾン・パルス療法
・短期ステロイド内服療法
・血漿交換療法
・多発性硬化症の再発予防・進行抑制の治療

・インターフェロン・ベータ1b(ベタフェロン)
・免疫抑制剤

 

 

●東洋医学的治療

 

鍼灸治療で自然治癒能力を高め、再発を予防し、機能回復を早める効果が期待出来ます。

当サロンでは日常生活にも支障が出ない状態にまで回復した実績があります。

 

 

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