不安神経症
⚫︎不安神経症とは?
不安神経症とは、名前のとおり不安を主症状とする神経症です。
漠然とした理由などで強い不安や恐怖感があり、日常生活に支障をきたす症状が長く病的な不安です。
不安神経症では、様々な身体症状も伴って現れます。
⚫︎原因

精神的なショック、心配事、悩み、ストレスなど、精神的原因と思われる出来事のあることもありますが、過労、睡眠不足、風邪など、一般的な身体悪条件がきっかけで発症することもあります。
日常生活上の様々なストレスを背景に、いつのまにか発症しているのが普通です。神経質で不安をもちやすい性格の人にみられ、女性に多く、男性の倍以上といわれています。
⚫︎症状
慢性的な不安、過敏、緊張、落ち着きがない、イライラ、集中困難などの精神症状と、筋緊張、首肩のコリ、頭痛、頭重感、震え、動悸、息苦しさ、めまい、頻尿、下痢、易疲労、不眠などの不定愁訴がみられます。
多くは身体症状を強く自覚し、異常があるのではと考え、あちこちの病院で診察や検査を受けることがありありますが、症状の原因となるような身体疾患はありません。
経過は慢性で、日常生活のストレスの影響を受け、良くなったり悪くなったりしながら続きます。
途中から気分が落ち込んでうつ病に移行することや、アルコールで不安を紛らわそうとし、アルコール依存症に陥ることもあります。
現在では不安神経症という診断名はなく、全般性不安障害(GAD)と診断されることがほとんどです。
⚫︎治療法
鍼灸で自律神経のバランスの調整をするのが効果的です。
当サロンでは、鍼灸治療、レディース鍼灸がおすすめです。