便秘について
妊娠されていない方でも女性は便秘になりやすいです。
水分不足や運動不足が原因の1つとなりますが、妊婦さんはどちらの状態にもなりやすいため、便秘になりやすいです。
◯原因と治療
妊婦さんは水分不足になりやすいです。
新陳代謝が良くなり汗をかきやすく、羊水を作るために水分がとても必要になります。
妊娠中は2Lのお水を飲みましょう。
妊娠初期に多いつわりの時期の嘔吐でも水分不足になるため、つわりがヒドイ方は注意しましょう。
妊娠後期のお腹が大きくなるにつれて、物理的に腸が圧迫されて便秘になりやすくなります。
散歩など適度な運動をして、腸が動きやすい状態にしましょう。
鍼灸治療では腸に作用するツボを使い、便秘解消を促します。
お腹が大きくなるにつれて生理現象として、骨盤が前傾し反り腰になります。
骨盤のねじれが大きい場合、そのせいで腸の動きが悪くなっていることもあります。
余計な骨盤のねじれを取り、腸の動きをよくしていきます。
また、妊娠中の腸内環境は赤ちゃんにも遺伝すると言われており、
便秘がひどい場合だと赤ちゃんも便秘がちになったりアレルギーになったりしてしまうことも・・・。
免疫力は腸内環境に左右されるので、赤ちゃんのためにも便秘にならないように気をつけましょう。